第11章 フェアリング

昨年度までのフェアリングは現地でコックピットに取り付ける方式で、組み立てに手間と時間がかかっていた。また、部材の断面積の割には剛性が小さかった。

今年は、フェアリングをコックピットに装着したままにし、かつ、その状態で機体の持ち運びができるようにする。骨組みには、スタイロフォームをバルサではさんだものを採用し、部材の断面積を最小限におさえつつ十分な剛性を確保する。また、フェアリングはスタイロフォーム、バルサ、フィルムのみで製作されているので、着水後パイロットは任意の位置でフェアリングを壊して容易に脱出することができる。

抵抗軽減および地上での取り扱いを容易にするために、フェアリングの正面からの投影面積および側面積を最小限に抑える。パイロットとの干渉を防ぐため、パイロットの肩の付近で約600mm、足の動く範囲で500mmの幅を設ける。また、コックピット前部にある駆動部品とも干渉しないようにする。

 

前の章 目次に戻る 次の章


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です