今年は3年ぶりにコックピットを新しく作り直すことにした。しかし、全体の方針としてアップライト型を続けるということもあり、コックピットの構造に関して特に大きな変更はない。強いて挙げれば、各部材の位置関係を決めるのに、パイロットが普段常用している自転車から採寸したことくらいである。これによって、体型に合わせるためにサドルを無理に高くしたりする必要がなくなった。
強度に関しても、昨年までの機体によるデータの蓄積や有限要素法を用いた解析により、試験飛行における着地時の衝撃も含めて、十分対応できると思われる。