第3章 設計方針

目標

昨年度の設計方針を受け継ぎ「旋回をしない確実な直線飛行」が目標である。

昨年の活動では機体の性能を知る機会がほとんど無く、分かるのはコンテスト前に行った数回の試験飛行のデータのみである。いかに飛ばすかではなく、いかに飛行距離を伸ばすかというワンステップ上の方針に移行していくため、基本設計をそのままに、いかにその設計を忠実に実機として再現(製作)し、どこまで機体のコンディションを高めていくことができるかというコンセプトで2年越しの成果を発揮したい。

設計方針

  1. 離陸時に壊れることのないよう、丈夫な機体を第一とする。また、離陸後水平定常飛行を実現できるように安定度の高い機体とする。パイロットの安全を考慮して、コックピット周りの駆動系、操舵系の配置を決定した。着水後の速やかな脱出についても後述する。
  2. 設計性能を確実に再現するために、製作の精度を向上させる。
  3. 更に完成度をあげるために試験飛行を繰り返し機体のコンディションを高める。

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