こんばんは。住人のんょみです。
翼桁の買い替えとかエルロン周りの見直しとかあって、翼桁の長さが去年までのものから一新されました。
…設計は良かった。しかし、翼を入れられるキャリアがない。
という訳で急遽、木工班を設立しますた。
_人人人人人人人人人人人_
>もこたんinしたお!!!<
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
主翼キャリアは内翼以外は一から作り直しなので、木材の買い出しからスタートしまして、
キャリアの構造は、唯一残る内翼キャリアを基本に、枠のトラス補強やリアスパ拘束とかもできるような改良を幾つか施すことに。
更にはトラックへの積み込み方法も変わるので、積み込み台も作りなおさないと…
気づけば結構な作業量を要求されていました…。
近く実機製作も始まるので、翼製作がキャリア律速にならないように努めます。
つら
追記
その後、駒場祭までに「少なくとも」やらなければならないことなど、現状把握をした。
あ
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第一回荷重試験
第4回荷重試験
第3回荷重試験
本日9:00~14:30に第3回荷重試験を行いました。
主翼の2次構造が付いた状態で行う荷重試験は初めてであり、多少手間どうところがありましたが、
これまでの手順通りに0.5倍、1,0倍、1.5倍と荷重をかけていきました。
0.5倍、1.0倍荷重では何も異常はありませんでした。
1.5倍荷重をかけた後、ファルコンを外してしばらく様子をみることにしました。
3分ほど経過したとき、右中央内の接合部で異音がし始め、しばらく異音が続いた後、バンッという大きな音がしました。
解体後に翼を確認したところ、右内翼接合部にクラックが入っていました。
クラックは
・軸方向、接合部の端から接合部品までの300mm
・周方向、接合部品を起点に下面側に約半周
の2個ありました。
作業にかかる時間や安全性などを考慮した結果、内翼接合部を左右ともに400mm切り落とし、新たに接合部を作ることにしました。
また、桁の修理に伴い、荷重試験をもう一度行うことを決定いたしました。
荷重試験を7/17(水)に行うことを目標に作業を進めて行きたいと思います。
リアスパマウント破壊試験
5/23に胴体桁-リアスパ間接合部(リアスパマウント)の破壊試験を行い、リアスパマウントに必要な最低限の強度の確認を行いました。
使用したパーツは事故で破損したものとほぼ同じ構造の物の接着部をCFクロスで更に補強の施されたもので、最終的に以降の機体で採用したものはこれに更に進行方向に対して垂直方向のCFRP製の構造材を追加し、クロスの接着面積を広くとったものです。
写真の様に固定し、垂直方向にポリタンクで荷重をかけ、今回の事故でリアスパマウントにかかったのと同じ方向の荷重を掛けた結果、25kgで「おにぎり」という名称の迎角調整用の板状のパーツがマウントの根元より先に曲がって変形しました。
尚、マウントの根元の接着部に破損は見受けられず、ここより先におにぎりが破損したことから、クロスを巻くだけでも前回の様な接着部の剥離は防げることは確認できました。
その後のフライトではカーボンと木材で出来た「おにぎり」をアルミ製に交換し、純粋な剛性向上を測る上、万が一おにぎりが破損してもカーボンの様に一気に破断するのではなく弾性変形にとどめ、胴体桁とリアスパとの接合が外れる様な事態を防ぎます。
今後、機を見て、事故時と同じ構造のリアスパマウントのテストピースも制作し同様の破壊試験を行いデータを集める予定です。
組立試験前日!
鳥人間コンテスト出場決定!
鳥コン申込書類提出
第2回荷重試験
第1.5回荷重試験+最外翼桁破壊試験
去年からの悲願であった、自分たちが桁巻きで巻いた桁の荷重試験、及び破壊試験を実施しました。
今回試験した桁は第一回桁巻きで巻いた内径32mmの積層6層のものです。
(i)荷重試験
全翼組み立てて行う荷重試験とは違い、今回は最外翼のみで荷重試験を行いました。
(ii)破壊試験
この巻いた桁や、試作したエルロン(最外翼)は実機に使わないことが決定していたので、荷重試験の後エルロンの可動部側の桁のみで破壊試験を行いました。
かかる荷重が桁違いに大きいので荷重試験とは方式を変えて二点支持で中央に荷重をかけて試験しました。支点間を1.8mにして荷重をかけていったところ、43kgfで桁が破壊されました。桁の上面(圧縮側)から破断し、荷重は理論値の半分程度の値でした。この原因として理論の間違いや、層間剥離が起きた事により剛性が低くなり座屈しやすくなったことなどが考えられます。