カテゴリー別アーカイブ: 胴体班

リンク機構

今はエルロンのリンク機構を作ってます。そういえば「リンク機構 オーバーセンター」などのキーワードでぐぐるとウチのページが引っかかるんですね。。。

今年はそんなことないようにします。。。

フレームの変遷


13.2.1


フレーム接着直後の様子。

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13.2.5

構造解析の結果弱いと判明した、後部支柱-背面パイプの間と背面パイプ-胴体桁の間に補助パイプを入れました。
クロスを巻くための丁度よいフィレットにもなります。

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13.2.15


第2回荷重試験が雨のため延期になったので、全体の8分の5の相貫部にクロスを巻きました。
4日前には胴体桁のチェーン穴の周りに補強材を貼り付けました。

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13.2.17

クランク受けを接着しました。

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13.2.19

クランク受け周辺と前部支柱-胴体桁間のクロスを貼りました。

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フレーム接着

先日、胴体班員総出の一大イベントであるフレーム接着を行いました。今年はパイロットの背中を支える背面パイプの角度が去年までの55°(地面に対して)から45°になり、胴体桁までの高さを低くし、低重心化を図ったため去年に比べて横長なフレームとなっています。
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左が今年(13年度)、右が去年一昨年のフレーム
去年と同じように図面の印刷は学科のプロッターを使わせてもらい、
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作業場のなかで比較的水平がとれている場所を選び、接着しました。ちゃんとした水平台がほしいなあ・・・
今年は人数にも余裕があったので、エポキシによる接合の後、相貫部にフィレット・強化のためにパテを盛りました。
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フレーム接着前日

突然ですが残念なお知らせです。
9月には完全に無垢だった新・胴体桁に、
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ついに穴が開いてしまいました。
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ドリルでつらぬくときはさすがのφ110超の胴体桁でも変形するんですね・・・オドロキです。 
フレームのパイプの相関は昨日中に全て終わり、今日は接着面の洗浄や、作業場所の掃除をしました。 

主桁マウント作成中

駒場祭が終わってからというもの、二週間程ずっと主桁のマウントを作成していました。 F-tecのマウントはサンドイッチ材でできていて、胴体桁側のマウントを二箇所で挟むために4枚で構成されています。今年からは片持ちになり、マウントにかかる力が増えるため例年より引張強度や剛性が高い仕様になっています。
サンド材は木材にウェットカーボンを積層して真空引きで作成しています。ただ、真空バックがそこまで大きく出来ないため一回で作成したサンド材から1枚しか切り出せません。なので一週間以上がサンド材の作成に費やされました。
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作業机にエポキシがつかないようにフィルム(通称:EPフィールド)の上で積層していきます。

サンド材の作成に並行して、出来上がったものは切り出し、穴あけ、鑢がけをしてマウントにしていきます。片持ち化で桁が太くなったため色々と大変でした。

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そして出来上がったマウントが↑です。明日はいよいよ接着!

えるろん!

ここ数週間は、主翼班と共同で技術の確認や改良を試すために試作の最外翼(エルロン搭載)を作成していました。

というのもF-tecのエルロンは一昨年に作られて以来特に問題もなく動作していて作り変えることもなかったため、このままでは次に使えなくなった時まずかろうということでの試作でした。また今回はおそらく実機では用いないものの、桁巻きで巻いた桁を使った初めての翼の作成という面も兼ねています。

それで出来上がった翼の一次構造がこちら。

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駒場祭に間に合わせるため急ピッチで作成しましたが、問題なく動作する様子でした。

駒場祭に持っていくので良かったら見てやって下さい。
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写真はエルロンを装備した設計氏。

最近更新が滞っていたので週一くらいで更新していく所存。

真夏の夜のwiki更新

夜分遅くに失礼します。どうたいはん班長の唐澤です。

今年のどうたいはんはなんと去年とくらべて人数が倍増!!

2年生2人、1年生4人で活動して参ります。ご期待ください!!

男子校&実家勢ばかりでは無くなったので新しい風が吹くのかもしれませんね!!

 

ぽぽぽぽーん(不謹慎)

brn

剥がれたアルミパーツの改修。接着面積を3倍に増やし、溝や穴を設けて接着剤を保持しやすい構造にしました。接着後はCFクロスをオーバーレイしています。ちなみにburnの効きはよくわかりませんでした。

ハブといい、テンショナーといい、今年はエポキシを信用しすぎました。適切な下処理が出来ていない場所も発覚したりしていますし。CFRPの接着って難しいですね。強度試験が大事ということを痛感しています。大会までに、不安な場所は十二分に補修しなければです。

12.6.25

お久しぶりです。早坂です。第6回TFにて起きた事象について報告します。
TF報告にもありましたように、6本目の滑走中にパイロットが駆動系の異音と違和感によりストップ。その後駆動系を点検したところ、チェーンの動力を伝えるペラシャフトのパーツ間の接着が剥離していました。こちらが写真になります。
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シャフトの中央部はCFRP製で、前後のペラハブ/スプロケット取り付け部はアルミ合金製で、エポキシ接着剤で接着していたのですが、チェーンにかかる力が繰り返し荷重や衝撃荷重として作用し、接着がねじり応力に負けて剥離したと考えられます。
想定外の事態で撤収することになったのは残念ですが、大会前に発覚したのは不幸中の幸いでした。来週のTFに向け、より接着面積を増やす改良を施して修復します。また、大会用のペラシャフト2号も製作を進めていきます。
それでは。