カテゴリー別アーカイブ: 電装班(計測班)

温度計の試作 (すずき)

炉用の温度計を試作しました。PSoCとFT232を使って、8チャネルを同時にとれます。
作業場にあるはずの炉用の熱電対をつかって較正しようと思っていましたが、なぜか
見つからなかったので沸騰したお湯と氷を使って較正しました。
どのくらいの精度出るんでしょうかね?

ひとまずUSBでPCに送って、ターミナルで値を確認できるようになっています。
SH3F0134

それと、今日スタイロカッターの電源を修理しました。
長年使っていたせいでぼろぼろでしたが、延命処置を施してもう数年使いたいところです。
5台も修理して気分がよくなったので、修理した日付とスペックを書いたシールを貼っておきました。
picture

いろいろ (すずき)

新計測班は発足したんでしょうか?
まだ計測班としての話し合いはないですが、気になることをいくつかやっているので報告します。

気圧式高度計

10mの高さを飛行していても、ある程度高度がとれるとよいのではということで、気圧式高度計の実験をしました。
秋月でMPL115A2なるセンサを買ってきて、去年作ったPSoC3ボードに今年の(昨年度の)ロガーのコアを移植して
気圧ロガーを作りました。

10mで1hPaくらいの変化が見えて、30cmくらいの変化なら検出できました。ただ、ドリフトがかなりあって、
数分で1~2m位ずれることもあった(要するに天気の変化)ので、まともに使うにはもう少し工夫がいります。
超音波式とのハイブリッドか、などといろいろ考えられそうです。
写真はまだないです。気が向いたらはります。

加速度センサ・ジャイロ・デジタルコンパスの実験

まだやってません。が、完成した基板は手元にあります。
去年のコアが1~20Hzくらいの汎用ロガーとして使い勝手が良くて、いろんなセンサ等を簡単につないでログをとれるので、
この辺りもつないで実験してみようかなと…
ターンポールとの位置関係を画面に表示して、いわゆるナビゲーションをしようという話になっていますが、TTだったら
機体の方向が見えていないとあまり意味がないように思うので、コンパスは必須のつもりです。

ひずみゲージ

パイロットが自分の出力を知りたいと言いました。
OBさんに(昔F-tecで使っていた)ひずみゲージをいただきました。

よって、9月にひずみゲージの実験をします。基本的には、ちゃんと理論がわかって、それに矛盾しない値が出るかなという点と、
PSoC3のアナログブロックを使ってみるという点になりそうです。

炉と、温度計と、スタイロカッター

スタイロカッターがいくつか故障しているので、早めに直さないといけません。カーボンを焼こうという話が出ているので、
何チャネルか同時にとれる温度計をつくる必要があります。

こうして見るとやることは多いですね。試作期間中にこれら+αをやりたいです。

あと、PSoC3をArduino型の基板に載せてみました。

picture

11計測班活動報告

計測班活動報告

11.7.27 こんなかんじ

こんなかんじです (でけーな… でも縮小すら面倒だった)
追記:間違いがあったので差し替えました
WS000138_3
ログ
WS000137
書くべきことはいろいろありますが、鳥コン本番直前なので終わってからにします。
交流会でも詳しい話をすると思います…

以上

11.7.13 ちょっと試してみた

今年のメイン基板はGPSが吐く生データを記録していないので、Google Earth等の地図ソフト上に飛行軌跡を
表示させるのに若干手間がかかります。
具体的にはログから緯度・経度・時刻等の情報を抽出して、それをGPSが吐くフォーマット(NMEA形式)で出力
し直すことになります。大したプログラムでもないですが、手間を減らすためにログビューワに機能を追加する形で
NMEA出力機能をつけました。
ログビューワが吐く偽装NMEAはこんな感じです。


$GPRMC,000352,A,3507.4706,N,13837.8479,E,,,030711,,,1
$GPRMC,000352,A,3507.4706,N,13837.8479,E,,,030711,,,1
$GPRMC,000352,A,3507.4675,N,13837.8479,E,,,030711,,,1
$GPRMC,000353,A,3507.4675,N,13837.8479,E,,,030711,,,1
$GPRMC,000353,A,3507.4640,N,13837.8479,E,,,030711,,,1
$GPRMC,000354,A,3507.4640,N,13837.8479,E,,,030711,,,1
$GPRMC,000354,A,3507.4603,N,13837.8539,E,,,030711,,,1
$GPRMC,000354,A,3507.4603,N,13837.8539,E,,,030711,,,1
$GPRMC,000355,A,3507.4603,N,13837.8539,E,,,030711,,,1
これがずっと続く

Google Earthを起動して
「ツール」→「GPS」にチェックを入れるとGPSインポートダイアログが出現します。
「デバイス」をファイルからインポートに指定してやって、他はデフォルトのままインポートしてみました
(ここで拡張子が.logでないとうまくいかないものがあるようです。詳しくは調べてませんが)

インポートした瞬間インド洋に移動したりはしましたが、日本に戻れば富士川の河口に矢印が見えるので
拡大して、このとおり!
WS000132
第7回の最後のフライトです。滑走路飛び切りとして行いました。

次は第8回の6本目(たしか)です。
WS000134
パスを適当に(パイ型に)書き込んで、定規ツールでざくっと測ってみます。
およそ140mでした。どうなんでしょうね?

11.7.7 久しぶりです

第三回以降の報告をしてませんでした。
特に目立った不具合等もなく、ほとんど書くこともなかったのですが…

ひとまず第七回試験飛行でエルロンを動かしたことを報告します。
実際には第三回からエルロンが動作する状態で持っていっていましたが、操舵試験での動作確認どまりで、
実際に飛行しているときに動作させたのは第七回が初となります。
(実は、パイロットが無意識のうちに「切っちゃってた」というのは数回あったのですが…)
詳しい状況や挙動は試験飛行報告のページにあります。

第七回で残念だったのは、せっかくきれいな値がとれるようになっていた高度計が、台座部が若干
ずれてしまったことで、最後の飛び切りの際の高度が正しくとれなかったことです。
原因ははっきりしているので、ずれないようにちゃんと固定しておきます。

あとは、操縦桿の操作性が良くないという話だったので、予備操縦桿の製作と合わせて調整をしています。
(設計さんが手伝ってくれています!!)
ひとまず操縦桿に不感角を設定して(一定以上切らないと反応しない)、次回のTFで様子を見ることにします。

11.5.24 第二回試験飛行報告

第二回TFの報告です。
・作業の進捗状況
前回書いたTODO:
操縦桿の固定部の製作、エルロン部の基板・リポ固定部の製作
高度計が変な値を返す問題の修正(台座で振動を吸収 / スレッショルドの調整)
回転計の追従特性のパラメータ変更
予備リポ確認
ツールリスト確認
については、一通り終わらせた状態で持って行きました。

・TF時の動作
左翼のエルロンが動作しませんでした。その場でいくらか検証したところ、
左外翼内でファイバーに異常が見られました。
前回うまく動作しなかった高度計は、スレッショルドを調整することでだいぶ
安定しましたが、まだ値が飛ぶ現象が見られました。
操舵まわりに関しては、特に異常はありませんでしたが、2本目の飛行でロガーが
初期化時に操舵との通信を確立できず、操舵のログが残りませんでした。

・良かった点
操舵基板に初期化完了のインジケータをつけたため、トリム調整などの作業が
格段にしやすくなりました。
必要なツールをまとめたボックスを作ったおかげで、組み立て、解体の作業効率が
格段に上がりました。

・反省点
高度計は再度調整が必要

・検証
起動時に操舵を発見できなかったのは、I2Cのビットが一部1が0に反転していたことに
よります。(詳細はログ)普段は起こらない現象なので、操舵が見つからないときは再起動を促す
警告音を発することで解決します。
左外翼のファイバーは、作業途中に断線したものと思われるので、ファイバーのみ
取り外して断線箇所を特定し、必要があれば再び問題が起こらないように対策して
取り付ける必要があります。
高度計は、前回とは逆に感度を低くしすぎたようです。

・次回までのTODO
ファイバー修理
高度計調整
テンポブザー再調整

最後に、第一回と第二回のログを載せておきます。tflファイルの中身はテキストです。
第一回試験飛行
第二回試験飛行

11.5.17 第一回試験飛行報告

お久しぶりです。
第一回TFに行ってきました。計測班の報告です。内容を電装関連に絞って書きます
前に書いたとおり、今年はTF時の使いやすさを目指しました。
その点を踏まえて第一回の反省です。
・作業の進捗状況
エルロン制御基板と操縦桿を除いて完成しています。操縦桿は仮固定、
エルロンは添え木で固定した状態で持って行きました。
・TF時の動作状態
操舵部、ロガー部ともにおおよそ問題なく動作しました。ただ、高度計は地面走行時に
変な値を返すことがありました。浮いているときは正しい値を返していたようですが、
浮いた瞬間を判別するのが難しいログになってしまいました。
細かい点では、回転数計の追従が自然でない、トリム調整時の操舵のリセットの
タイミングが若干想定より遅れる、の2点が気になりました。
リポの充電し忘れがあり、途中で残量がなくなりかけたため、その時点で撤収を
決めました。
・良かった点
フライト後のログの確認は想定どおり素早くできるようになりました。パイロットも
メイン基板のスタートさせ方を覚えてくれたので、ログをスタートさせてから
グランドクルー配置につく時間の無駄をなくすことができました。
・反省点
どのツールが必要で、どこに収納されているかがちゃんと決められておらず、
積み込み時にもたついた点(持って行くのを忘れたものはありませんでした)
リポの充電し忘れがあり、最後に2本くらい飛ばす時間があったのに撤収せざるを
得なかったこと
各部チェック時の必要ツールを洗い出せておらず、テントに取りに戻る時間のロスが
あったこと
トリム調整用の基板の準備、およびその時のパソコンの扱いに若干手間取ったこと
・来週までのTODO
操縦桿の固定部の製作、エルロン部の基板・リポ固定部の製作
高度計が変な値を返す問題の修正(台座で振動を吸収 / スレッショルドの調整)
回転計の追従特性のパラメータ変更
予備リポ確認
ツールリスト確認
全てできるかわかりませんが、金曜日に再度全機器をつないだ試験を行います。

11.4.1 クリエイター募集のお知らせ

春になりました!
気持ちいい陽気に誘われて、上着を着ずに出掛けては夜寒い思いをする毎日です

大学では早速新歓活動が始まりましたね
今日の諸手続きでテントに来てくださった新入生のみなさん、本当にありがとうございました。

さて、さっそくですが新入生の皆さん、F-tec計測班で電子工作をしませんか?
F-tecは人力飛行機を作ってますが、実は電装もかなり重要なんです。
電子工作が好きな人、なんか電気で動くガジェット作りたい人、とにかく中身を
見たくて電化製品分解しちゃったことがある人、みんな来てください。
経験は問いません。全部教えたいのでww
もしこの記事を読んで興味を持った奇特な人がいたら、ぜひサークルオリ来ましょう。
F-tecのブースで待ってます(鈴木)

11.3.9 そういえば…

そういえば最近全然更新してませんでした。
そういえばこの前風洞試験をやったんでした。(2/22でした)
非常に寒かったです(外より寒いって何事?)
今年の機速計は去年の物を使い回す方針でいるので、去年のを再測定という形になりましたが、
おおよそ去年と同じ特性であることが確認されました。

風洞試験のデータ解析は、もうちょっと理論を知らないと意味のある解析にならないんじゃないかとは
思いつつ、そんな暇はありませんと言い訳しときますw

そういえば、もうすぐ交流会ですね。
現在計測班はパイロット射出機構のメカ部分の動作確認に追われています。嘘です。

11.2.18 勢ぞろい

メイン基板が光った記念\(^o^)/
DSC00329_2

11.2.2 DMAで液晶(鈴木)

PSoC3のDMAコントローラを使い、秋月の液晶モジュール(SG12864A)を制御する実験を行いました。

SH3F0066
中央の針が20秒ほどで1回転します。CPUがバッファを書き換え、DMAがバックグラウンドで
バッファの内容をLCDに転送しています。
転送レートは(計算上は)30fpsほどで、実用上まったく問題のない速度が出ています。

PSoC3の内部回路は以下のようなものを作りました。
WS000018
PWM_2はDMAのリクエスト信号とLCDのE信号の生成タイミングを規定します。
PWM_1はLCDのチップセレクトとデータ/コマンド信号を生成します。SG12864Aは2つのLCDコントローラが
画面の左右をそれぞれ担当するようになっているので、CS1、CS2を適切に使用し、2つの画面でうまく画が
つながるようにデータを出力する必要があります。ここではCS1nCS2がHのとき上の写真の向きで画面右半分、
Lのとき画面左半分を担当するチップが選択されます。原点は上の写真では右下にあり、X座標、Y座標はそれぞれ
左側と上に向かって増加します。このため画面右下を先頭アドレスにとるフレームバッファを用意し、最初の
64クロック分はCS1側にデータを出力し、続いて64クロック分のCS2側のデータを出力するようにしています。
PWM3の出力は128バイトのデータに続いて1バイトのコマンドをそれぞれのチップに送信するようになっていて、
フレームバッファの最後にそのための2バイトのコマンド用スペースを確保しています。このコマンドでYアドレスを
インクリメントするようにすることで、CPUが全く介入することなく周期的な全画面転送を実現しました。
PWM_3は転送周期を決定しています。PWM_3に入力されるクロックの、最初の8クロック分だけ出力がHになるように
なっていて、この間だけE信号及びDMAリクエストが発生するようになっています。ここでは周期を30としたため
フレームレートは
500kHz(入力クロック) / 4(PWM_2の周期) / 130 / 30 = 32.05
より、30fps強となっています。(というよりなっているはずです。CPUのバッファアクセスとぶつかったりして
これより遅くなることはあるのか?)

WS000016
メイン関数の初期化が終わった以降のところです。lcd_line関数とlcd_clear関数はフレームバッファを書き換えるだけの
処理をしています。初期化が終わった後はDMAに全く関わることなく画面が更新されていきます。

PWM_3で周期ごとに割り込みを生成し、それをCPUで処理することで、1フレームごとに任意のタイミングで書き換え
処理などができるようになります。DMAのTDを工夫すれば画面の1部分だけ書き換えもできると思われます。
まだ最初につくったlputc関数とlprintf関数をまだDMAに対応させていないので、これらの関数を呼び出すと表示が
壊れてしまいます。DMA不使用のlputcとlprintfはデータ送信が最も少なくて済むように、LCD側の縦スクロール
機能を使っていましたが、DMAを使った場合送信データ量は気にしなくて良いので、もう少し分かりやすい
挙動をするように書き換えるつもりです。

11.1.30 これはバグでしょうか?(鈴木)

PSoC Creatorを使っていたところPWM(v1.50)でよくわからない現象に出くわしたので報告します。
具体的には、PWMをワンショットモードで使用したとき、トリガが最初の1回しかかからないというものです。

テストプロジェクトを使って実験してみたのですが、
回路図:
WS000013
PWM_2の設定:
WS000008
出力波形のイメージ:
WS000012

最初のPWM_1の出力でPWM_2のトリガが掛かっているのは良いのですが、
それ以降PWM_2のトリガが掛かっていません。
データシートを読んだところワンショットモードで動作中は、カウンタを
リセットしなくてもリトリガすることができるはずなのですがこれはバグでしょうか?
単なるデータシートの解釈ミスかも知れませんが、一応書き留めておきます。

追記:
最初のPWM_1の出力の立ち下がりからPWM_2の出力が1クロック遅れているのはデータシートの
記述と矛盾しません。
2011/2/2 使用したデバイスはCY8C3866PVI-021ES2です。プロジェクトをアップしました。
psoc3_pwm01

11.1.28 昨日の続き(鈴木)

昨日のPSoCライタ兼EEPROMライタですが、わざわざ両方書き込めるようにした
のには理由があります。

下の回路図を見てください。(必要なところ以外は省略してあります)
PSoCwithEEP

実は、こう接続することでISSPのコネクタからPSoCとEEPROMの両方に書き込むことができ、
かつ通常動作時はPSoCからEEPROMの内容を読み出すことができるようになっています。

通常動作時はSDA、SCLともに4.7kΩでプルアップされているので、この2線はI2Cバスとして動作します。
内臓のI2Cを使い、PSoCがEEPROMのデータを読み出すことができるようにP1[0]-P1[1]に配置しています。
こうするとPSoC Designerは「ISSPのピンとかぶってる」とWarningを出してきますが特に問題なく
動作します。
PSoCの書き込み時はライタ側からSDATA、SCLKラインに信号が供給されます。この信号はI2Cとは
プロトコルが違い、I2Cでのスタートコンディションに相当する信号は発生しないので、EEPROMには影響を
与えません。仮にEEPROMが何らかの反応をしてしまっても、PSoC書き込み時はXRESは0に保たれていますから、
EEPROMにはライトプロテクトがかかりデータが破壊されることはありません。
EEPROM書き込み時はライタはSDA、SCLラインをプルアップし、XRESを1にした状態で書き込みを行います。
この時WP端子は0になるのでEEPROMには正常に書き込むことができ、かつこの間はPSoCはリセットが
かかっているので、PSoCのフラッシュが破壊されることもありません。

この回路は操舵系のコクピ側のPSoCが、尾翼のトリムを記憶するところに使う予定です。
TF時には何度もトリムの調整値を書き換える必要が出てくることが想定されますが、この回路を使う
ことで、EEPROMの書き換えにも、PSoCの書き換えにも同時に対応できます。さらに、PSoCのプログラムを
スタート時に1回EEPROMから値を読み込むようにしておくことで、ライタを接続したままPSoCをリスタートさせ、
すぐに結果を確認することができます。EEPROMは必要なところのみ書き換えるようにすれば良く、PSoCの
プログラム中にデータを埋め込むより書き換え時間も短くできるでしょう。PC側のソフトはトリム調整用のものを
用意し、ボタンクリックで書き込み→リスタートできるようにすれば、非常に効率を上げられると考えています。

今年の基板で使う予定はありませんが、さらに上の回路のトランジスタにもうひとつトランジスタを並列につなぎ、
ワイヤードORをとるようにします。この信号をPSoCが制御するようにすれば、PSoCの動作時にEEPROMを
書き換えられるようになります。こうすることでEEPROMにログを残して、ライタがそのデータを吸い出すように
すれば、簡易データロガーになります。タイムトライアル部門なら飛行時間も短いので機器の数が多くなければ
この回路で十分かもしれません。

最後にPSoCのサンプルプロジェクトをおいておきます。
上の回路で、昨日のライタをUSB-I2Cモードで使い、EEPROMから読み出したデータをそのままPCに転送します。
ライタのファームとPCソフトも更新しました。
i2ctest01

11.1.27 PIC→PSoC(鈴木)

前回の更新からだいぶ時間が空いてしまいました。テスト期間中暇を見つけては
何をやっていたかというと、USB接続PSoCライタ兼I2C EEPROMライタのデバッグをやっていました。
物自体はだいぶ前からあったのですが、動作が不安定だったので公開はしてきませんでした。
まだまだバグが残っていますが、致命的なものはほぼなくなり、英語一列の試験も終わったことなので公開します。
以下回路図と部品リストです。
PSoCWriter01

使用パーツ:
* PIC18F2550
* 20MHz水晶発振器(詳細不明・秋月)
* 74AC125
* 2SA950
* 1kΩ x 3
* 4.7kΩ x 2
* 0.1μF x 3(0.1, 4.7ともに積セラ)
* 4.7μF x 1
* USB標準Bレセプタクル
* ピンソケット1列 x 5ピン
PIC18F2550を中心として、数個のパーツだけで構成されています。20MHzの発振器は秋月のものです。
要するに1000円PSoCライタですね。PICライタを持っていれば一瞬で作れます。
トライステートのバッファが乗っていますが実際のところ必要ありません。バッファなし用のファームも
近いうちに作る予定です。というかバッファなくしたらブレッドボードにも乗りますね。
コネクタは2.54mmピッチのピンソケットを使えばMiniProgと同じように使えます。USBもミニBを使えばケーブルも
同じものが使えるはずです。I2Cのメモリに書き込むときはSCLKをSCLに、SDATAをSDAに接続します。(そのまんまです)

書き込み対応デバイスは、現在のところ
* CY8C21434, CY8C24894, CY8C27443, CY8C29466
* ATMELとMicrochipのI2C接続EEPROM(24CXX)の16kbitのものまで
については実際に確認しました。

最後にファームウェアとPCソフトをあげておきます。
PCソフトの操作性ががまだクソですが、徐々に改善していくつもり(あくまでつもり)ではあります。
余力があればいずれGUI化されるでしょう。(←誰かやってw)
psocwr08:ファームウェア/usb01.hexを使用してください
psocwrlib03:PCソフトウェア/USBドライバにMCHPFSUSB Framework 1.0(?忘れた)が必要です。
ドライバはMCHPFSUSBでググればたくさん出てきます。

追記:
現在確認済みで、未修正のバグ一覧
PIC側
* CY8C21534の書き込み時、デバイスIDがうまく取得できない
* 64kbitより大きいEEPROMに書き込みできない
* セルフパワーモードの基板に書き込みできない(ハードを修正する可能性があります)
PC側
* PSoC書き込み時にパワーサイクルモードでしか書き込めない
* その他UIの改善すべき点多数…

11.1.8 やることは多いが時間が足りない(鈴木)

言いたいことはタイトルのとおりです。2月中のロールアウトを考えると気分が沈みます。
去年から製作していたLED表示部 + メイン基板の実装を進めています。(写真がぼけてしまって
すいません)
SH3F0061

上は表示部で、LEDを半分くらい実装し終わったところでミスがないか確認し、ついでにくり抜いた
スタイロと紙を重ねてみたところです。この上にやすってスモークにしたグレー透明のアクリル板を
重ねる予定です。予想以上にきれいにいきそうですが、まだ太陽光下で確認していないので、光量が
足りているか分かりません。てか実際に実験して見えなかったらどうしよう…
下はメイン基板で、表示部の下に重ねて取り付けます。まだ全部の部品の実装は終わってないですが、
中央に載っているのがPSoC3(CY8C3866)、左上に載っているのがCY8C27443です。27443はLED制御用で、
すぐ上に並んでいるFETでドライブします。CY8C3866とCY8C27443の間はI2Cで通信する予定です。

まだSD用の子基板を作ってないのでES3でSDを動かせるのは少し先になりそうです。GPS、音声出力、
I2Cに関してはぼちぼち実装と動作確認を進める所存であります…

この基板は、キャラクタ液晶みたいなのが載っていないので、デバッグ時には外部に何かしらディスプレイが
欲しいところです。自作のUSB-I2Cブリッジがあるのでパソコンの大画面を活用すべくそれを使いますが、
どうやらセルフパワーの基板を正しく認識してくれません。(バグですな) I2C EEPROMの書き込みも不安定
なので検証しないといけません。(バグですな) 冬なのになかなかこのバグたちが活動をやめないので困りますが、
それなりに取れたら、そしてWindows側のプログラムがちょっとはましなのが出来たらまとめて公開します。
しかし手持ちのPICライタも時々不審な挙動を示す… なんとかしてくれ!

今年もうひとつ考えているのがカラー液晶の活用です。なんとも嬉しいことに今月のトラ技の特集が
カラー表示デバイスです。書籍部がフライングしてくれたおかげですでに手元にあります。(1/7に入手できました)
今からじっくり読もう。
具体的にはPSoC3のデジタルブロックを使ってLCDコントローラできないかな、と考えているのですが、
頼みの外部バスインターフェースはまだPSoC Creatorのコンポーネンツにありません。LCD用にPSoC3を
ひとつ割り当てるつもりですが、CPUにどの程度処理を割り当てようか悩みます。デジタルブロックだけでは
出来ないと思うのですが、CPUをフルに使いたくはないので…
まだ完全に妄想の段階ですが、基板の設計だけは進めます。

最後に、PSoC 3/5のセミナーが2011/2/9にアキバであるみたいです。この日は必修のテストが3つもあって、
煮ても焼いても消えてくれません。単位が消えてもよければ行くのになあ!!進振りがなければいくのになあ!!

あけましておめでとうございます SPIのバグ(Cypressは悪くない)(鈴木)

先日公開したSDのプロジェクト(psoc3_sdcard01)ですが、OBの方からうまく動作しないという報告を
いただいていたので調査しました。実際に動かしてみると、CPUクロックとSPIクロックの比が一定の条件を
満たしていないと正常に動作しないようです。

MiniProg3のオンチップデバッグ機能を使って調べたところ、どうやらうまく動いていないときは
* 最初のSPI送受信関数呼び出しの際に受信FIFOにデータがない
* それ以降はSPIが期待したデータを返さない
ことが判明しました。シフトレジスタのシフト完了を待って受信FIFOからデータを取り出しているので、
正常に動いていればFIFOにデータがないということは無いはずです。PSoC3のSPIモジュールのバグかも知れないと
疑ったのですが、よくわからないのでSPIのテストプロジェクトを作って実験しました。
spiloopback
↑こんな回路です
実験してみると、どうやらうまく動かないとき、SPIの受信データが一つずつ後ろにずれて取り出されるようです。
もう少し手がかりを得るために、Cypressの公開しているサンプルプロジェクトと見比べてみました。
すると…

これ(自分のソース)シフト完了をTX_FIFO_EMPTYで検出してるwww

そうです。

TX_FIFO_EMPTYフラグが立つのはFIFOが空になったとき、つまりデータがシフトレジスタにロードされた時ですから、
これを検出してもシフト完了を検出したことにはなりません。シフト完了はそれを示すフラグが別にありました。
(BYTE_COMPLETEです)クロック比が一定の範囲内だと、このフラグが検出されるときちょうどシフトが完了していて
うまく動いているように見えていただけでした。
fifo
これを修正したところ、あっけなく動いてしまいました。(Cypressは悪くない!)

SDにひたすらログファイルっぽいデータを書き込むプログラムを作ってCPUクロック60MHz、SPIクロック8MHzで動作させた
ところ、20秒ほどで50KBほどのファイルができていました。
最後に一式をあげておきます。Readmeはノウハウ集です。psoc3_sdcard01_20101231.zipに入っているものと同一です。
{{attach_anchor(psoc3_sdcard01_20101231.zip)}}
psoc3_spi01
{{attach_anchor(psoc3_sdcard02.zip)}}
Readme

大みそかは紅白を見ながらPSoC3をいじって終わりました。2011年も計測班をよろしくお願いします。

10.12.28 PSoC3のリセットが???(鈴木)

先日外部から電源を供給するとPSoC3に書き込みができないと書きましたが、どうも間違いだったようです。
今日もう一度試したところ、正常に書き込みができました。
ひとつはまり所があって、PSoC Programmer上で、Options->Programmer Optionsで出てくるダイアログの
Auto-reset of ChipをDisableの方にしておかないと、書き込み後PSoCが反応しなくなります。
この項目がどういう意味なのかいまいち理解していないのですが、Enableだとリセットピンが効かなくなり、
(強制的にグランドにショートしてもリセットされない)結果的に電源を入れなおさない限り次の書き込みも、
通常動作もしなくなります。

先日の書き込みできなかった現象は、半田不良かなにかなのかもしれません。(その後何箇所かあたため直しています)
Auto-reset of ChipがEnableになっていると、いったんデバイスが書き込みモードに入ってしまったとき
リセットが効かなくなってしまったことと、フラッシュがまっさらなチップではリセット状態なのか、
書き込みモードなのか、通常動作なのか判別できなかったために、
最初の書き込みでリセットは効く→MiniProg3がクロックを供給するのでデバイスは書き込みモードに入る
→半田不良でDATAラインが正しく拾えない→永久にリセットが効かず、以降反応なし
のようなループに陥っていたのかもしれません。

Cypressのドキュメント(AN62391)によれば、PSoC3はパワーオンリセットや外部リセットが解除された後、
8μsの間にSWDCKピンに8クロック以上クロックを検出すると書き込みモードに入るとあります。
外部からリセットをかければ1.6MHzのクロックでも余裕なんでしょうが、パワーオンリセットでこの条件は厳しすぎる
ように思います。
PSoC1でも書き込みモードに入る方法は同じような感じになっていますが、こっちはその窓が3msもあり、
しかもPSoC側がそのタイミングを教えてくれるようになっています。このおかげでPSoC1は、
基板に実装された状態でも信号さえ拾えればパワーオンリセットで書き込みができたのですが、
PSoC3ではこんなに厳しい条件になって、パワーオンリセットで書き込むことは果たしてできるのでしょうか?
これをまじめにやろうと思ったらチップの消費電流をモニタして、急激な増加をトリガにクロック開始…
なんて非現実的ですね。MiniProg3がこんな機能持ってたらすごいですけど…

10.12.26 ES3動きました(鈴木)

PSoC3 CY8C3866PVI-021ES3をメイン基板に実装し、動作を確認しました。

最初の状態ではMiniProg3がデバイスを認識できず、書き込みができませんでした。
MiniProgがデバイスからの信号を拾えていないのか、デバイスが書き込みモードに入れていないのか
波形を見ていないのでわかりませんが、
*Vddio0とVddio2に3.3Vを供給していたのを5Vに変更
*外部電源をダイオードで分離しMiniProg3からの供給とぶつからないようにする
*外部オシレータ取り外し
*(ES2のバグを疑って)USB D-端子をプルダウン
で書き込めるようになり、順番に元の状態に戻していったところ、最終的に外部電源の分離だけは必要だとわかりました。
USB D-端子はプルダウンしないでも書き込みはできます。
(USBを使うように配線した場合の動作は未検証です。USBを使う予定はないので…)
外部電源を使用していてもリセットが効けばうまく書きこみはできるはずですし、
MiniProg3から供給して書き込む時の挙動を見ていると、最初にリセットが掛かっていない状態で電源が立ち上がり、
数百ミリ秒後(この時CPUは動作を開始している)にリセットがかかって書き込みモードに入っているようなので、
リセットが効かないということはないと考えて良いはずなのですが、うまくいきません。

結論としては、PSoC3に供給する電源のみ基板上で分離し、通常動作時は基板全体に供給、
書き込み時はMiniProg3からPSoC3のみに電源を供給するように設計すると失敗がないと思われます。
CPUが動作を開始してから書き込みモードに入るので、電源を分けた場合、周辺回路に電源が供給されずに
ピンにHレベルが出力される可能性があるので、そこを何とかしなければいけませんが、
まだES3はエラッタが出ておらず、この不具合の全貌が見えてきませんので一応この方針で行くことにします。

あと、PSoC Creatorのアップデート日が、Advanced Searchのページでは12月に入ってから
更新されたことになっています。ダウンロードのページでは日付が変わっていないので謎ですが、一応更新しました。

10.12.17 メイン(鈴木)

メイン基板の設計を終えました。今年の基板はTF時とデバッグの際の使いやすさを目指しています。
具体的には、
*SDスロットを表示パネルに載せることにより、TF中ログをすぐに回収できる
*各部の電圧をTF時のログに残し、デバッグに活用できるようにする
*統合できる機能は統合し、配線を減らしてメンテナンス性を上げる
の3つを重視して作りました。
前述のとおり、今年のメインにはPSoC3が載ります!
PSoC3を中心としてかなり盛りだくさんになってしまいましたが、以下今年のメイン基板の仕様です。
* 使用マイコン:PSoC3 CY8C3866PVI-021ES3
* インターフェース
* I2C x 2 (各種機器との通信用、表示部用)
* 回転数用パルス入力
* microSDコネクタ
* 外付け用SDインターフェース
* 音声出力(?)
* その他
* GPSモジュール
* 5.5-10V入力、5V出力のDC/DC
* テンポ確認用圧電ブザー
* 入力電圧(LiPo電圧)、5V系、3.3V系電圧の監視とログ
PSoC3も先輩に注文してもらっていたものが届いていました。
さっそく明日加工機で基板を製作し、少しづつ実装して動作確認を進めます。
パターンミスがありませんように…

あと、PSoC3を使うことにより、ピンのピッチが狭いのでTF中とか水滴がついて誤動作しないか若干心配ですが、
対策はおいおい考えることにしよう…

10.11.30 LED表示部設計中(鈴木)

今年も表示部はLEDとLCDの2つを搭載する予定です。
LEDの方に回転数、高度、機速を表示し、LCDの方にその他の情報を表示します。
LCDは主にTFやデバッグで使う予定です。ちなみにカラー化の予定。

さて、そのLEDですが、今年は7セグを自作します。
アクリル板(やすってスモーク加工) + 紙(エッジをきれいに見せるため) + セグメントくり抜いたスタイロ
の順に重ねて、一番下にLEDを並べた基板を貼るつもりです。
市販の7セグLEDのようにエポキシ充填しないので、若干ですが軽くなるはずです。
駒祭で展示した試作とほぼ同じ構成ですが、光の利用効率を上げるためにチップではなく
(おとなしく)砲弾型のLEDを使います。うまくいくか…?

10.11.17 LifeGame(鈴木)

今日の英語一列の授業で出てきたので作ってみましたwww
そんだけです。

SH3F0047

PSoC3試作まとめ(鈴木)

試作のまとめです。PSoC3を使う際の参考になればと思い公開します。
まずは回路図から
PSoC3_testboard01
0.635mmピッチなので基板加工機で変換基板を作り(下の写真です)
ついでにLEDを載せて動作確認用としました。それ以外の周辺回路は
ユニバーサル基板に載せてUEW線で配線しました。
3つあるI2C用コネクタは昨年度の機器に使用されたものとアサインおよび
コネクタを一致させたので、すでに動作確認ができている機器をつないで実験できました。
あと実際のところ抵抗やコンデンサの定数は「机の上にあったから」という理由で
決定されました。ので決して最適値ではありませんwww

次にプロジェクトファイルです。
psoc3_test01
{{attach_anchor(psoc3_test02.zip)}}
LEDを点滅させるプロジェクトです(決してプログラムとはいいませんwww)

psoc3_lcd01
デバッグ用にキャラクタディスプレイがあると良いので、グラフィック液晶を
キャラクタ液晶のように使う関数を整備しました。ただし新しいプロジェクトのものほど
機能が充実しているのでこれはあくまで参考です。
ひとつ気づいたのが、提供されているprintf関連(具体的にはsprintf)で、
次のような裏技が使えました。
sprintf(buf, “%u”, dat[1], dat[0]); // datはucharの配列、dat[1]が上位バイトで
// 両方あわせてword(unsigned int = 16ビット符号なし)を作りたい
要するに%uはwordを受けるようになっていて、引数の総バイト数で帳尻が合ってればうまく
動くみたいです(エラーはおろかワーニングも出なかった気がします)
これを使えばいちいち (word)dat[1]<<8 | (word)dat[0] みたいなことをしなくて良くなります。

psoc3_i2c01
{{attach_anchor(psoc3_i2c02.zip)}}
I2Cのテストです。01で24C256の読み書きを行い、02の方では去年の計測機器をつないでいます。
どちらもLCDに結果を表示しています。

dma02
psoc3_を頭につける命名規則に従ってません(笑)
CypressのサイトにあるDMAのデモムービーを見ながら作りました。LEDだけ使っています。

{{attach_anchor(psoc3_sdcard01.zip)}}
本命です。ここに入ってるLCDライブラリが最新です。
ChaNさんのFatFsおよびサンプルプログラムを移植しました。というかほんとに移植だけです。
最初にSDの動作確認をし、LCDに結果を出します。
その後FATの解析と’test01.txt’の読み出しを行い、それぞれ順にLCDに表示します。
正常に動けば全部一瞬で終わるので、テキストファイルの最後のほうだけが表示された画面が見えるはずです。

最後に
このプロジェクトには含まれていませんが、デバッグ用にI2C-USBブリッジを使っています。
この代物I2CブリッジだけじゃなくてPSoC(1)ライタとI2Cメモリライタにもなる優れものなので、
(というかPSoCライタがメイン…)いずれまとめて公開します。ちなみに使用したマイコンはPIC18F2550です。
MiniProgより書き込み早いのでそれだけでも作る価値あると思うし…

10.11.14 FatFsを移植しました(鈴木)

PSoC CreaterにはまだSD Cardモジュールがありません。
てことで、ChaNさんによるFatFs(汎用FATモジュール)を使うことにしました。
コンパイラが再帰呼び出しが使えないので、
再帰を使わないように若干修正して、無事動きました。

再帰が使えないのってクソ仕様だと思うけど、メモリがそんな多くないから仕方ないかも。
PSoCではないけど、Microchip C18でインライン展開が使えないのをこの前知りました。
小規模マイコンでインライン展開は必須な気がするのだが…

10.10.23 DMA!!(鈴木)

PSoC3に秋月の(琵琶湖に落ちたと思われる)グラフィックLCDをつなぎました。
5×7のフォントをいれてキャラクタディスプレイとして使い、
とりあえずprintfしとけば画面に表示されるようにしました。これでデバッグも楽になるかな?
その勢いでI2Cもやってみました。去年の機器(これも琵琶湖に浸かった)をいろいろつないでみました。

PSoC3ってDMAが24チャネルも入っています。
というわけで明日はDMAの実験です。LCDとか、SDとかのデータの扱いが楽になるかも…(あくまでCPU的に)
カラー液晶とかもDMA使えば割と楽に(あくまでCPU的に)使えるかもしれません、と妄想してます。

写真とか張るとわかりやすいですがめんどくさいのでなしですorz

10.10.20 PSoC3(鈴木)

MiniProg3を入手しました!
↓その結果
SH3F0039
写真ではわかりづらいですが、6つのLEDがモヤモヤしています。
作業時間は30分ほどでした。回路図入力で配線ミスっててエラーがでて
「はぁ~~~????」ってなってましたがそれでもすぐできました。
PSoC Creatorはけっこういい感じです。というか回路図描いただけwww
流れとしては、
回路図描く(ここでCPUへのInterruptとか設定できる)→プログラム書く→ピンアサイン設定(!!)
といったところで、プログラム書くとこを除けばPLD開発みたいです。
これからメイン部に必要な各機能をテストしていきます。(今週の土日が勝負!!)
なんかCypressのサイト見てるとエラッタがいっぱいあります(しかも更新も多いみたいです)
消費電力がデータシート値を全く満たせていないのはまあおいといて、
この機能は使えません/使わないことを推奨します、みたいなのもたくさんあるので、
そういうとこではまらないといいですが…
てか早くES取れて欲しい。
プロジェクト一式:{{attach_anchor(psoc3_test02.zip)}}

10.09.21 PSoC3(鈴木)

PSoC(1)だとSDを扱うのに相当無理があるので、
どうせならGPS受信等も統合してしまうと良いと思いマイコン変更を考えていたのですが、
どうやらPSoC3が入手可能みたいです.早速入手してみます.

というかSHマイコンってほんと家電向けですね…
PWMが6チャネルとか12チャネルとか…

10.09.15 SH動作確認(鈴木)

先日秋月で入手したSH7125Fマイコンボードの動作確認をしました.
RS232だけで書き込みができるのでお手軽です.ドキュメントが日本語なのもとっつきやすさという点で良いですね.
ただペリフェラルがあまり充実していないので…
もう少し検討が必要ですね

10.09.11 マイコン選定(鈴木は)

計測班の鈴木です.メイン基板を担当します.
今年はメインのマイコンの変更を考えています.
PSoC3/5が入手できるようになれば開発環境が統一されて良いのですが、
今のところは候補はARMとかH8とかになりそうです.

10.09.11 発足しました(板持)

F-tec11 計測班班長になった板持です.遅くなりましたが,発足の報告です.
今年の計測班も,去年度と同じく3人体制です.
人数が多いので色々と新しいことにもチャレンジできそうかなー,って気分です.
去年度はあまりにもWikiの更新をサボりすぎたので(自分は今年で2年目なのに,初めての更新です),今年はもっと頻繁に活動報告していきたいと思います.

10計測班活動報告

!計測班の活動報告

発足しました。

だいぶ前に発足したけど、更新サボってました。今年は篠塚(班長)、板持、宮永の3人で活動します。

分担は以下の通り

板持 メイン表示部

宮永 操舵系

篠塚 その他色々(機速計とか)

3人いればすぐに終わるでしょう。たぶん。

今年は地磁気センサで機体姿勢の計測をする予定です。

2009.10.6 機速計(made by 工場長)

機速計に使用する回路の基板&ロータリーエンコーダです。設計したのは班長です。(作ったのは工場長)

フォトインタラプタを2つ使い、回転方向の検出も可能。

あとは湿度対策すれば終わり~

2009.10.29 地磁気計

3軸方向の地磁気計測回路製作完了。一応計測できたけど、値が若干ふらつく。ノイズのせいか?

センサ回路の動作電圧が3.3VなのでPSoCの電源も3.3Vにしてある。SDCardも電源が3.3Vなので

今年は回路全体の電源を5Vから3.3Vへ変更する予定。

2010.02.22 機速計風洞試験

あけましておめでとうございます。主翼班のこやたです。計測班があまりにも更新しないのでつい。。

機速計の風洞試験を行いました。

機速計は予備とかも含めて4つです。

しゃきーん

09計測班活動報告

!計測班の活動報告

計測班の近況をつらつらと。

今年度製作予定

  • メイン表示(担当:稲葉)
  • サーボ制御部(担当:林)
  • 高度計(担当:篠塚)
  • 機速計(担当:林)
  • 回転数計(担当未定)
  • 炉(カーボン焼きのため)(担当:篠塚)
  • ジャイロセンサ(担当:稲葉)
  • 加速度計(担当:稲葉)

■ 09/09/06 最終試験飛行(ばばば)

あきらかに次の代の活動が始まってだいぶ経ちますが、
ちょっとこれだけはアップさせてもらいたくなっちゃったんで、
ちょっと最後に邪魔させていただきます。

とはいえいろいろ書くのもめんどうなので、
ここではラストフライトのフライトログと飛行軌跡だけとします。
なんと今回、飛行軌跡はダウンロード可能です!!

というわけで、飛行軌跡はこちらTF0809_8th.kmz
Google Earthがインストールされたパソコンなら、ダブルクリックで開けるはずです。

ラストフライトのログ(上)と飛行軌跡(下)です。

{{attach_view(‘log04_GPS_.jpg’}}

■ 09/06/15 試験飛行ログ(ばばば)

過去の出来事を記録するという人類の1つの願いが、ここに新たな形となって1つの結晶となりました。

とくとご覧あれ、これが僕らの新たな結晶です!

そう、次元が1つ増えました!

これまでの緯度経度に加え、高度のデータを加えることで3次元的に経路を表示することができるようになったのです。

ところで背景の富士山がよく映えますね。

長距離飛行のデータが待ち望まれるところです。

ちなみに普通のグラフは試験飛行報告の6/7のところに更新しておきました。

■ 09/05/12 駆動・操舵試験(ばばば)

「代表より」の「09/5/9 駆動・操舵試験」を見ると次のようにあります。

『(各種トラブルについて)その原因と対策は各班の報告に任せて(略)』

これは書けと言われているような気がしないでもないですが、あまり気にしないことにします。

とりあえずひとつだけ。

胴体班の駆動・操舵試験のところの写真、反射が強すぎてギアボが木製に見えません?

気が向いたらちゃんと報告書きますよぅ。

■ 09/03/02 (ばばば)

どうでもいいけど気づけばタイトルつけなくなりましたね。
どうでもいいけど。

今回は普段の製作物からは離れて昔作ったものの話でも。

写真は昔作ったシミュレータ、もといただのゲームです。

他大学の方とこないだ話してまた作りたくなってきちゃいました。

まぁ気が向いたらやろうかな。

■ 09/02/18 (ばばば)

加速度センサ・ジャイロセンサの製作をはじめました。

まだ実験段階でこの基板も実験用なのですが、

計測した加速度・角速度をmicroSDにログとして書きだせるようになっています。

これからプログラムを作って、出来上がったら自転車にでも乗せてテストする予定です。

過去に加速度・角速度のデータを製作面にフィードバックできた例がほとんどないようなので、

逆にやる気がでますね。がんばります!

09/01/25 (ばばば)

計測班のばばばです。

巷でも微妙に話題のようですが、鳥コンが中止になっちゃいましたね。

去年、書類審査落ちをはじめとする様々な逆境を経験し乗り越えてきて、

今年こそはと、みなで再起を誓った年だけに残念でなりません。

大学の近くの神社で購入したお守りです。その名も「かえる守護」。

「無事かえる」ことを祈願するこのお守りとの運命的な出会いさえ、今は色あせて見えます。

彼の運命や如何に。

09/01/01 謹んで新春のお慶びを申し上げます(ばばば)

あけましておめでとうございます、班長のばばばです。

昨年度は書類審査落ちを経験するなど様々な逆境に直面した年ではありましたが、

皆様のご支援によって無事に終えることができました。

本年度こそは皆様のご期待に沿えるよう、より一層の努力を重ねる所存ですので、

変わらぬご支援のほどをよろしくお願いいたします。

さて、今回の年越しは不覚にも作業中となりました。

そんなことする気はなかったんですけど、設計していた基板サイズが間違っていたことに気づいてしまいそれを直している間に年を越してしまいました。

まあそれはそれで楽しい年の越し方でした、たぶん。今年はいい年になりそうです。

・・・来年こそは平穏な年の越し方をしたいものです。

 設計してた基板。カオス。

08/12/26 よいお年を。(いなば)

どもー、稲葉です。

今年も残すところ1週間ほどとなりました。

で、そんなことはどうでもよくて、全くの私事になっちゃうのですが、

実は僕のケータイが水没事故に遭ってしまいました。

で、アドレス帳とも永久の別れを告げてしまい、

他大学の皆さんのメアドもさっぱりわからなくなってしまったのです。

まったくデジタル化社会って怖いものです、これ最近よく言ってるんですけど。

実感しないとわからんものです。

でまぁそんなわけで、もしカワイソーだと思っていただけるのならば、

メアドわかる方は稲葉翔まで、フルネームと連絡先を教えていただけると舞い踊って喜びます。

年の瀬にめどいお願いをしてすいません、皆さんよろしくお願いいたしますですm(_ _)m

08/12/07 昔取ったなんとやら(ばばば)

まためっきり更新しないままになっちゃいましたね。

といってもなんかあれから駒場祭準備以外は、

製作よりもそれ以外の雑多なもの片づけることばっかりやってたような気がします。

というわけであんまり書くことがないので、とりあえず駒場祭の展示品の話でも。

 本体傾けてボール転がすゲームです。

展示では加速度センサの展示品として置いていたものですが、地味に液晶の方も力を入れています。

いやむしろそっちの方が大きいです、正直。

というのも加速度センサの方はPSoCのI2CHWブロックを使っちゃえばすぐに加速度のデータは得られるのですが、

ボールを1ドット単位で表示させるのが、これがめんどくさい。

それも十分なスピードで動いた上で。

ゲームクリエイターのハートが久々に燃えました。

ハードの実装が終わってからプログラムは2日で仕上げました。

ま、楽しかったです。

前テトリス作った時も周りに似たようなことばっかり言ってましたが、

なんで自分は今この業界にいるのでしょうかね。

たぶん今後もこの問に悩み続けるのでしょう、僕は。別にもう答えを出す気もなくなりましたが。

08/11/17 だってノート余ってたんだもの(ばばば)

先日、計測班で軽くミーティングをしました。

内容は今後のスケジューリングや互いの電装機器で干渉する部分の確認など。

3人全員が集まる機会があまりない計測班ですが、この日はいろいろと確認することができて

計測班にしては珍しく有意義なミーティングだったと思います。

困ったことは、個人的につけていた計測ノートが家出したことです。

データがなくなってしまったのが痛手ですが、

それ以上に遊戯王の自由帳がどこかに転がっているのかと思うと

なんとなく恥ずかしい思いがします。ならこんなところにそんなこと書くなってね。

それ以前になんでそんなノート使ってたんでしょうね。

まぁどなたか見かけたら回収しておいてくださいな。

08/11/16 TFという非定常な日常(ばばば)

代表に「携帯から更新したらページ壊しちゃった~」とか言われて

思わず頭を抱え、バックアップなんかあるわけもなく、

結局検索エンジンのキャッシュとにらめっこしながら無理やり直させられた計測班長です。はぁ。

さて、そんなことは日常の瑣末事にすぎないわけですが、そんなことよりこないだのTFについてです。

TF後、ラダーが逆に動いてしまっていたことが判明してしまったわけですが、その原因についての報告です。

TF直前、どうもメイン機器の調子が悪かったため、

急きょ尾翼の操作だけができる予備基板を用意していました。

そして当日、メイン機器の動作が不調だったため、この基板を使うこととなりました。

しかし、この基板は1週間であわてて作ったものであったため、

操縦桿の可変抵抗に通す電圧の向きが逆となってしまい、

結果ラダーが逆に動くという悲劇を生み出してしまいました。

基板をやっつけで作ったことも問題ではありますが、

その基板による尾翼の動作確認を怠っていたことも同じくらい、あるいはそれ以上に問題でしょう。

この反省を大いに生かし、来年は高い信頼性のある電装を目指します。

信頼性っていう言葉もなかなか曖昧なものですけどね。

08/10/03 新年度発足!(ばばば)

新年度になりました!

今年は強力な新人をメンバーに加え、最速ロールアウトを目指します!

さて、今年度の製作予定をば。

  • メイン表示
  • サーボ制御部
  • 高度計
  • 機速計
  • 回転数計
  • 炉(カーボン焼きのため)
  • ジャイロセンサ
  • 加速度計

最後の2つはやるかどうかまだ微妙なところですが。

08計測班活動報告

メンバー

今年度は

班長:内山

班員:林・稲葉

の3人で計測班をやってまいります。

人数5割り増し、効率はそれ以上にアップしようと思います!

5月10日(ばばば)

一昨日、機速計校正のための風洞試験をしてきました。

 風洞室入口。字がほとんど消えています。

航空宇宙工学科の綿貫先生に風洞施設を使わせていただいたのですが、

使う前にいろいろ風洞施設について教えていただきました。

めちゃめちゃ勉強になりました。ほんとに感謝感謝です、ほんとに。

ちなみにこの風洞施設、タイプを「ゲッチンゲン型回流式低速風洞」というようです。

昭和15年製。ふるっ。

 整流格子。

 

で、取り付け開始。

 完了。

 アップ。

実験は2.0m/sくらいからはじまり(これが最低だそうです)、

0.5m/sきざみくらいでちょっとずつ風速を上げてもらい12.0m/sくらいで折り返すことでだいたい2回測りました。

 いつもより多く回っております。

最大で毎秒100回転くらい。

 

分析はまだ済んでいないので、できたらまたアップするかもしれません。

綿貫先生、本当にありがとうございましたm(_ _)m

5月7日(ばばば)

回転数計のハード側を作りました。

 まぁほとんどフォトインタラプタにおまけがついた程度ですが(笑)

フォトインタラプタは他大の方に教えてもらった秋月で売り出したやつを使っています。参照:[秋月のページ]

ソフト側はすでにできていたのでブレッドボードにさして動作を確認して完成です。

あと残っているのは取り付けです。

 

さて、明日は機速計の校正のための風洞試験です。

1回でうまくいけばいいのですが・・・。

4月19日(てとりす)

ドラえもんは身長129.3cmです。>主翼班活動報告08/04/19

 

さて、それでは計測班の近況を。今回は趣向を変えて箇条書きスタイルです。

操縦桿


* 操縦桿はプロポからはずしたものを流用します。
* トリムが物理的に可変抵抗を動かしてくれるのでとっても便利です。
* ちなみにプロポは操舵のぽるの君がヤフオクで落札したものです。

GPS

 GPSモジュールの受信試作。
* 表示されている項目は以下の3つ。
*「065521:世界標準時(6時55分21秒)」
*「3542.9196,N:緯度(北緯35度42.9196分)」
*「13945.6769,E:経度(東経139度45.6769分)」
* 上記の情報はNMEA-0183フォーマットのGGAデータの一部です。
* でもって上記の座標をGoogle Earthに指定すると・・・
 ちょっとずれてる。。。

microSD

  • とりあえず某家電量販店で購入したものを使ってます。
  • 注意点としてはmicroSDをフォーマットする際に専用のフォーマットソフトを使うことでしょうか。参照先:[Panasonicのページ]
  • 不安定ながらある程度は書き込める模様。ただ経過時間とともに失敗率が上昇。
  • 失敗するとロガーが停止し、悪い時はフォーマットしないと使えなくなることも。
  • そして今日、パソコンでもケータイでも認識できなくなりました
  • 原因が・・・わからん・・・
  • 今後の最大の課題。

おまけ


* ちゃんと動くし列も消えるし点数も出ます。
* 完全に趣味です。すいません。

4月14日(ばばば)

みなさん、交流会お疲れ様でした。

いろいろ話ができて楽しかったです。懇親会も含めて終始電装トークでしたね(笑)

交流会では案外ここが見られてるらしいことを知ってびっくりしました。

こんなのを見てくださっていて恐縮する次第です。

最近は「更新めんでー」とかいって放置気味でしたけど、モチベーション出てきましたとも。がんばりますとも。

応援してくださる皆様に最大級の感謝と愛をおくります。感謝感激雨あられ。

 

製作状況とかはまた今度。眠いです。

3月19日(ぐろーばるぽじしょにんぐしすてむ)

こないだ操舵試験を行いました。

後部胴体に尾翼2つつないでうねうね動かしたわけです。

で、とりあえずは動きました。

思った以上に入力から出力(動く)まで遅れがあったんで、こいつが今後の課題となりそうです。

 一応写真を。まえじゅんさんがにやにやしてます。

このとき同時にロガーも動かしてみたのですが、6分ほどしたところで残念ながら停止。

もしかしたら単純に接触不良かもしれません。

取れたログをグラフにしてみました。

最初の2分くらいはラダーとエレベータを交互に動かしてる様子がわかります。

 

あとGPSモジュールが届きました。

 こんなの。思ったよかずっしりしてます。

「電圧・極性を間違えないようご注意ください。{{fontc(一瞬でも即破損します。, red)}}」

なんておどしてくれるので、いじるのは余裕ができたときにします・・・

3月10日(メイン表示)

いまさら気づいたのですが、今年のメイン表示のコンセプトというか特徴をまだ書いていないですね。

というわけでとりあえず箇条書きです。下に行くほどまにあっくになります。

  • フライトログの記録先としてmicroSDの採用。利便性がだいぶアップします。その分めんどいですが。
  • グラフィック液晶の使用。表示の自由度が大幅にアップします。その分めんd(ry
  • メイン表示の基板に2つの表面実装型PSoCを使います。そのb(ry
  • (3/15追記:余裕があればGPSも搭載予定です)

 

メイン表示はこんな感じです。

 

液晶が2つありますが、今のところはまだ1つしか使っていません。

 

さて、それで表示するまではよかったのですが・・・。

microSDがツンデレすぎて困っています。

やっと手なずけられたと思ったら次の日にはツンツンしています。

というか最近はツンツンしかしてくれません。困ったものです。

 

こないだ書き込んだらこんなことになりました。

未来からのファイルだけあって言語が違うようです。

しかも512MBのところに3GB詰め込んでいます。さすが未来。

3月5日(居残り)

はんちょは試験、相方は高飛び中のため、孤独な居残り計測班員です。

 

ある人は言いました。

デバッグとは5分から無限大の時間がかかる作業である、と。

いやまぁ3年上のあの先輩の言葉ですが。

現在無限大コースまっしぐらです。

いやっほい。

 

写真です。

表側。ジャンパ線が縦横無尽に走ってます。つなぎ間違えそうです。というか、間違えました。

(追記:↑の写真は編集の段階で間違えて左右反転しちゃったみたいです(^ ^;) )

裏側。黒く見える四角いやつ2つがこの基板の頭脳です。

2月24日(まだ基板焼いてなかった人)

今日、いや時間的には昨日ですね(現在02/24 0:27)、昨日基板を焼きました。

で、やっとこさ基板が無事焼けました!

T先輩からもらったOHPシートといい、買ってきたちゃんとしたアクリルケースといい、

今回はいい道具が揃っていたので失敗できないような状態でしたね(笑)

でもってがりがりがりがり穴あけまで終わらせました。

 

写真は後日。

(3月4日追記)

配線の切れちゃいけないところが切れちゃったためにこのときの基板はお亡くなりになりました。

で、撮った写真もあまりいいもんじゃなかったし載せるのめんどいです(笑)

基板は新たに焼きました、はい。

2月10日(テストのあった一名)

今日基板焼きに挑戦しました。

が、残念ながら失敗に終わりました。

原因はほぼ明白で単純にパターンが基板に密着していなかったことです。

いまさら言い訳にすぎませんがやる前から失敗する気はしていました、はい。

↑消えたりぼやけたりしてしまったパターン。

 

どうでもいいけど、すまっしゅおじさん誕生日おめでとーさんです。

1月30日(はんちょ)

翌日にテストのあった一名を除いた二人で先週末に基盤を焼きました。所要時間は2時間強かな。

う~ん、いいんじゃない!ってことで一発で成功。めでたいめでたい。また廃液が増えたとか言っちゃ駄目ですよ!!

一番焼くの大変そうな基盤が残ってますが…頑張れ、ばばば!!

1月14日(かに)

本製作に入りました。基盤の設計をしています。

12月29日(風邪の治らないはんちょ)

今年のFBL受信基盤の回路図が完成しました。高度計と一緒に1月中に焼こうかと思います。

後輩達の試作や調整も年内におおよそ完了して一安心です。今のところほぼ計画通りに進んでいますかね

いやぁ、しかしSDカードはたまげたよ、うん。私の仕事が減って嬉しい限りです

12月28日(愛するケータイにさようなら)

こないだauから「君のケータイのサービスやめるから替えなさい」という通知が来まして、

なくなく5年間行住坐臥を共にした愛するケータイに別れを告げることになりました。

で、ついにケータイにカメラがついたのでさっそく使ってみました。

ま、7セグメント液晶の試作です。

ついでにそのままSDCardの試作にも使っちゃいました。

SDCardの方の配線が大変なことになっていますが、

とりあえずうまくいったのでおそらくSDCardも使うことにします、はい。

 

あそうそう、皆さんよいお年をです。

12月19日(ばばば)

最近この名前を使わなくなってなんとなくさみしい某計測班員です。

報告が遅れましたが、7セグメント液晶の試作が終わりました。

まぁ日曜日には終わっていたのですが。

それと前より大きいグラフィック液晶を買ってきました。

前のが表示部で55x27mmでしたが、今回のは72x40mmです。

別にドット数は変わらないのですが、これでだいぶ大きくなったと思います。

11月19日(はんちょ)

表示部に操縦桿とサーボ周りの試作が完了。あとは高度計のみ!

サーボは無事リチウムポリマーで動いてくれました。よかったよかった

後輩が担当の表示部はなにやらグラフィック液晶の特長がフルに出ていい感じです。

う~、手元に写真がないのが残念!!

 

11/20追記:というわけでこれがグラフィック液晶だっ!

11月6日(プログラマ気分)

今日グラフィック液晶が届きました!

お手製プリント基板の穴あけも終わり、やっとはんだ付けです。

これと並行して、プログラムの方もはじめています。

こちらはとりあえず順調の模様。

ちなみに写真の背景はこの基板の回路図です。

11月4日(はんちょ)

今日は先輩のご指導の下プリント基板を作成しました~。

基板は綺麗にできました、が…それ以上に色とりどりの廃液が沢山できました……

こ、今度まとめて処理しましょうね…

10月29日(ばーいおとーと)


試作メイン表示基盤のパターン図です。

これはもはやパズルです。迷路です。

二次元平面は狭すぎます。

このめんどさを少しでもわかってもらうべく、ここで昔聞いたミニクイズをひとつ。


左図において、黒い枠内で3本の線をひいて同じ数字同士をつないでください。
ただし、線は重なってはいけません。

別になぞなぞとかじゃないんで指示通り解いてくださいな。

パターン図製作はこれを複雑にした感じなんです。

10月21日(by158.9cm)

樋田さんからいろいろサーボと今後について学びました。

今日はどうもありがとうございましたですm(_ _)m

 

さて、それでパイロットの渡邊さんとの相談で、文字が大きい方がいいとのことで、

駒場祭の試作用のメイン表示部にはグラフィック液晶を使うことになりました。

もしかしたら2つくらい使うかもしれません。

(10月23日訂正:考えてみたら高度計しか表示しないので、試作では1つだけです)

キャラクタ液晶よりもやることが多そうで、正直めんどいやりがいがありそうです。

10月19日(by内山)

サーボの仕組みを学習するためキットを利用・完成させました。

ついでにPCBEの使い方も教えたのでこれからはペースアップして各自駒場祭の製作に入ります。

まずはマイコンの内部モジュールと全体の回路図を来週までに各自仕上げましょうという目標です。

勿論余裕ある人はPCBEにも入って下さいね。

10月3日(by内山)

一年生に計測に慣れてもらうための勉強会が終了しました。

9月12日(by内山)

方針・年間予定その他諸々を決めました。

今年度もFBLを継続、より安全な運用(テストの強化)、早期の完成を目指します。

製作分担は

内山:FBL受信・メモリー読み出し端末・電熱線関係

林:高度計・機速計

稲葉:メイン表示部・回転数計

です。

11月待つまでを学習・試作期間とし、2月末ごろを完成目標にしております。

07計測班活動報告

 


今年度の担当振り分け(回転数計は未定)
:村田(班長):高度計・機速計
:内山:FBL・メイン基盤

11月27日(内山)

FBLの試作が完成いたしました。

本当は駒場祭に間に合わせるはずだったのですが、遅れてしまい申し訳御座いませんでした・・・。

しかし、11月中に完成してほっとしています。

今後はFBLのエレベータ模型への取り付け、耐久時間等のテストを行い、その後本番用のFBLの作成をする予定です。

5月15日(内山)

ようやくハードが完成しました…。

これからプログラムを書き込んで調整していきます。

ば、…バグが少ないといいけど…

8月29日(内山)

鳥コン本番のフライトログを載せます(サイズが大きめです、すいません…)

ほとんど操縦するまもなく着水したようですね。

8月に入ってから多忙で公開が遅れてしまい申し訳ございませんでした…

06計測班活動報告

計測班の最近の活動状況です。

何か進展があれば、その都度更新していく予定です。

Download

  • 2006年秋 学生交流会ポスター
  • 計測班のまとめup!
  • (070520)A.3章にACアダプタの電圧可変型への改造法を追加.
  • (070813)全体的に改訂.7.6章Beyond RC servoを追加.付録にソフトウエア,参考文献を追加.
  • (070925)ページ数が増えてきたのでレイアウトを変更.A4片面に2ページ割り付けて冊子印刷するとよいです.付録に部品調達先を追加.
  • (071023)プリント基板関連の内容の追加.それに従う章番号の変更.
  • (071125)回転数計に加筆.脈拍計の追加.LED関係の説明の追加.
  • (071209)スタイロカッター用変圧器の部品表を追加.
  • (080218)4.2.2節の計算に間違いがあったので修正.
  • (080423)1.2.7 風洞試験に関する注意を追加.前書きを追加.
  • (080928)3章 データ保存を追加.高度計の項にGPSと超音波方式の比較を追加.
  • パターン図(PCBE形式)
  • 高度計
  • メモリリーダ(USB接続・24C256などに対応)
  • PSoC Designerプロジェクト(zip形式)
  • メモリリーダ(USB接続・24C256などに対応)

2006年06月19日

駆動試験を行いました。全体の様子は[[駆動試験(6月19日)]]へ。

プログラムミスで回転数のログが取れていなことがわかったので、プログラムを修正しました。

クランクひずみのデータはこんな感じです。横軸は時間。20秒分です。縦軸はひずみの相対値です。

2006年06月18日

高度計のセンサーと基板をつなぐコードを延長すると動作がおかしくなるので、センサー部と計測部を一緒にした基板を作りました。


メイン基板とはシリアル通信でデータをやりとりします。

2006年05月15日

推力計のプログラムが出来上がりました。
ひずみゲージ2セットを12bit,128sample/secで2時間ほど記録できます。

推力計2号も作りました。

2006年05月06日

推力計のプログラムを書いています。

メモリとの通信でかなり苦労しましたが、もう少しで出来上がりそうです。

2006年04月16日

推力計に使う4MByteのメモリと液晶ディスプレイが届きました。

これで推力計のハードウエアは完成しました。これからプログラムを書きます。

新しい液晶はバックライト付きなので暗闇でも太陽の下でもよく見えます。


左:推力計 右:新しい液晶

2006年04月08日

推力計のハードウエアがまだ届いていない部品を除いて完成しました。

ジャスト角電池サイズです。

表面
裏面

2006年04月01日

約1月ぶりの更新です。

この1ヶ月の間にメイン基盤のプログラムが完成し、動作テストを行いました。

テスト中に若干の回路変更をしたので、メイン基盤の2号を作りました。2号には舵角計モードも搭載しました。左下はフライトモード、右下は舵角計モード(キャリブレーション中)
で動作中の写真です。


また、本番を考えて電池が何分持つかも調べてみました。9V電池1本で150分は持つようです。

メモリリーダUSBのファームウエア・読み出し用VBAプログラムも完成しました。
30分のフライトのデータ(機速・回転数・高度・舵角)を10秒以内に読み出せます。

2006年02月26日

メモリリーダUSBのハードウエアが完成しました。


メイン基盤のプログラムもほとんど終わりました。あとは細かな調整だけです。

それと推力計のパターンも描き終わりました。部品が届き次第製作に入ります。

2006年02月17日

ひずみゲージアンプの改良が終わりました。2000倍増幅でもノイズがほとんど乗らなくなりました。

推力計の基盤も起こし始めました。両面基盤を使うことで角電池(006P)サイズに収められそうです。

並行してUSB接続のメモリリーダーも作りはじめました。

2006年01月31日

メイン基盤のプログラムを書いています。

機速・回転数・舵角・表示周りは終わったので、高度・メモリ周りを書けば完成です。

また、並行してひずみゲージアンプの更なる改良もしています。

完成すれば、高い倍率で増幅したときのノイズが大幅に少なくなります。

2005年12月26日

来年搭載する予定のメイン基盤の基盤焼き・組み立てをしました。

ほぼ完成しました。これからソフトウエアにかかります。

2005年12月14日

高度計の調整を行いました。

とりあえず7mまで届くことは確認できたので、その後の調整は搭載する基盤で行うことにしました。

それに伴って機速・回転数・高度・舵角を測定するメイン基盤の製作を開始しました。

2005年11月11日

ひずみゲージアンプが完成しました。

2005年11月4日

舵角計表示部が完成しました。機速計も8割完成しました。

2005年10月23日

舵角計表示部・メモリリーダ・ひずみゲージアンプを並行して製作しています。

どれもハードウエアが半分くらい完成しました。

ソフトウエアは書き始めたところです。

2005年9月25日

主翼桁の荷重試験を行いました。

ひずみのデータは{{attach_anchor(loadtest.pdf)}}にまとめました。

↑計算が間違っていたので訂正しました。(9/27)

2005年9月22日

荷重試験に向けてひずみゲージの配線を行いました。

また、展示用の計測器の動作確認をしました。

2005年9月16日

機速測定に空気密度がどのくらい影響するか計算しました。ピトー管より風車式のほうが影響が少なそうです。

↑計算ミスが発覚。影響は同程度です。(9/23)

また、新しい回転数の測定法(パルスの周期測定)の検討をしました。使えなさそうです・・・。

2005年9月7日

新計測班始動!!

05計測班活動報告

計測班の最近の活動状況です。

何か進展があれば、その都度更新していく予定です。

2005年08月20日

今年の計測データのまとめを作りました。
パイロット出力、プロペラ入力、駆動効率、主桁ひずみ、プロペラシャフト振動が載ってます。

↑パイロット出力の項に誤植がありました。クランクの回転半径は70mmでなく170mmです。(9/25)

05ksoc.pdf

2005年05月10日

2回目の風洞試験を行いました。途中で機速とセンサーの出力が比例しない領域がありますが、何とか使えそうなものができたことが確認できました。

2005年05月01日

第2回駆動試験を行いました。回転数計は問題なく表示されました。

推力計のデータは0度のみとれました。振動の様子は分かりますがログの周期をもっと小さくしたほうがよさそうです。計算値よりひずみが大きく、測定範囲外になってしまったので、45度のデータはとれませんでした。

結果は第2回駆動試験.xlsにまとめてみました。

サーバーの容量が不足気味なので画像に変更しました。(05/12/18)

2005年04月24日

第1回駆動試験を行いました。回転数計の表示に問題がありましたが、原因はデータ変換テーブルの間違いだと分かり、プログラムを訂正しました。

パワー計のデータは第1回駆動試験.xlsにまとめてみました。

サーバーの容量が不足気味なので画像に変更しました。(05/12/18)

クランクの荷重試験をしていないので歪んでいることしか分かりませんが。

推力計のデータは取れませんでした。原因はマイコンと1Mbitメモリの相性が悪いことにありそうです。その他にも推力計のプログラムには問題があったので、プログラムを訂正しました。

2005年04月22日

機速計を風洞に入れて試験しました。現在データの解析中です。

2005年04月07日

舵角計の表示部が完成しました。

2005年03月31日

舵角計、加速度計、ひずみロガー、スラスト計がほぼ完成しました。

2005年03月14日

荷重試験のひずみのデータをまとめました。荷重試験のページに載せておきます。
*[[主翼荷重試験(2005/3/12)]]

舵角計、加速度計、ひずみロガー、スラスト計の製作を始めました。

2005年02月25日

機速計がほぼ完成しました。

機速・回転数の表示部のハードウエアが完成しました。

2005年02月12日

機速計が8割くらい完成しました。

歪みゲージアンプの改良を始めました。

2005年01月13日

機速計を製作中です。ベアリングが足りないので週末にでも買出しに行く予定。

2004年12月19日

機速計の部品を買ってきました。

舵角計の案もいくつか考えて、誤差計算を行いました。

いろいろ難しそうな点があるのでミーティングのときにでも操舵班と話し合いたいです。

2004年12月11日

スカイスポーツシンポジウムに行ってきました。

横浜エアロスペースがプロペラの効率の測定に成功した模様。

先を越されたか・・・。

2004年11月19日

超音波距離計が完成しました。

2004年11月09日

超音波距離計のハードウェアのチェックを行いました。

何箇所かの間違いを修正して、すべて正常に動くことを確認しました。

また、オシロスコープで発振周波数の微調整も行いました。

2004年11月07日

超音波距離計のハードウェアが完成しました。

2004年10月31日

超音波距離計の基盤を再製作。クランプの性能が悪いせいで

露光があまりうまくいかなかったので新しいクランプを作ることにしました。

某千○電商でNPNと表示されて売られていたチップトランジスタが

PNPだったのでまた部品を買いにいくことになりそうです。

2004年10月30日

超音波距離計の基盤を作成するもパターンのミスが発覚。

パターンを作り直しました。

2004年10月29日

超音波距離計のパターンを印刷しました。

2004年10月27日

超音波距離計のセンサ部分を製作しました。

2004年10月26日

超音波距離計のプログラムを書き始めました。

2004年10月24日

超音波距離計のパターンを起こしました。露光が大変そうだ・・・。

ひずみからプロペラの推力、効率を計算する式を作りました。

2004年10月23日

超音波距離計の部品を買ってきました。
回路図はできてるので明日から製作に入る予定。

2004年10月17日

歪みゲージによるねじれの測定に成功。

2004年10月

新計測班発足!