第35回鳥人間コンテスト大会報告

12年度設計かねこによる第35回鳥人間コンテストの大会報告です。

鳥コンイブイブ 7.26(木)

(夕方)

トラックに積み込む荷物を何度もチェックし、無事積み込みました。

(夜)

今年は曜日の都合でムーンライトながらが運行してなく、新宿発の高速バスを利用しました。 夕食は最後の晩餐として、寿司・お好み焼き・イタリアンバイキングなど、思い思いに好きな物を食べ気持ちを高めていきました。 試験期間中にも関わらず、例年より多くの一年生が全日程に参加してくれました。嬉しいことです。

鳥コンイブ 7.27(金)

(朝)

DSC02951↑今年もまた、新しいたんせい號の誕生から完成までを見つめてきた勝利の守り神・フォクすけ。

IMG_1563↑デジャヴ。

DSC02955↑諸々の準備を終え、緊張の機体審査へ向け機体を一度組み立てます。

(昼)

DSC02959↑無事合格。ステッカーを貼ります。

(夕方)

IMG_1634↑一度解体し、休憩したり打ち合わせしたりします。

IMG_5748↑夕日の照らすプラットホーム上で、ウサイン・ボルトの決めポーズを真似るパイロットと設計。

決戦の日! 7.28(土)

(早朝)

DSC_1216↑鳥人間の朝は早い。今年はフライト順が前の方であるためさらに早かったです。これが最後の組み立てです。

DSC_1247↑無事組みあがりました。緊張が高まる中記念撮影。

(朝 ~本番フライト~)

DSC02973↑プラットホームへ送り出します。

DSC02974↑新入生達にも重要なミッションがあります。

013↑プラットホーム上から・・・

P7282869↑テイクオフ!

014↑色んな方々から綺麗な機体との感想をいただきました。翼、フレーム、フェアリング、一時期は危なかったもののプロペラ、そして琵琶湖の湖面と空が見事に調和しています。

P7282879↑旋回開始までやや時間がかかったものの、旋回をそつなくこなします。

017↑後半も高度を落とすこと無く・・・

着水!(写真募集中)

結果・・・東京大学F-tec たんせい壱拾九號~HYPERSPACE~2’40”25 のタイムで準優勝!!

DSC_1277↑ボートを降りた設計とパイロット。左端に写るのは、待ち受けるガガ様(応援団)の御御髪。


1↑フライト軌跡です(背景画像は湖面ではありませんが)。旋回開始地点までもう少し真っ直ぐ偏流飛行したかった、というのが個人的に特に悔しい点です。

log↑フライトログです。注目の旋回は、頭上げ状態で入ったのか、機速が低下し高度が上昇しています。  例年多くのチームが旋回中高度を保てず墜落しますが、今年度も余裕を持った旋回を行えたと言えます。設計機速は8.5m/sですが、全体的にはこれに近く、またスパートをかけた終盤には9.0m/sに達してもいます。

謝辞

今年度、我々F-tecは「安定して優勝を狙っていける機体」を目標とした機体を設計し、製作しました(具体的な内容については活動報告書をご覧ください)。

設計段階において、先輩方が残していってくださった多くのデータやツール、また直接の助言は大変大きな力となりました。また、製作や調整の場において、先輩方や先生方には技術面、運営面での手伝い・アドバイス・応援など、数えきれないくらいお世話になりました。

さらに、他チームの鳥人間の方々にも、作業場を見学させて頂いたり、技術的アドバイス(特にカーボン桁の自作ノウハウ)を頂いたりするなど、たいへん多くの力を貸してくださりました。

この場を借りて、深く感謝いたします。本当にありがとうございました。

来年度も、F-tecはさらに進化した機体を製作し、もう一度琵琶湖の空を駆け抜けます。応援よろしくお願いします。