2011年度第4回試験飛行報告(06.18)

富士川滑空場に到着した23時半ごろから雨が降り始め、次第に本降りに。 予報およびレーダーでは雨の様子はなかったため、いったん橋の下に退避し、回復するまで待機。

その後、雨が収まったため、3時20分過ぎから組み立てを開始。1時間半ほどで組立および駆動 ・操舵試験を完了しました。

雨が小康状態になるのを待ってフライトを開始しました。 路面に水たまりもあり、危険なことを考慮して、短距離試験からスタート。ほぼ無風状態です。

フライトの記録
  • 1本目:40mほど滑空し、ストップ。

フライト姿勢に問題はなく、前回設定が再現できているように思えました。また、回転数は98rpm程 度で、パイロットが「低抵抗・高回転」を好むということでペラピッチを2deg下げた効果があった ようです。

4-1

このため、もう一本飛ばして様子を見ながら、距離を伸ばしていこうとしましたが、

  • 2本目:浮上せずにストップ。浮上の気配なし。

雨脚が再び強まり、翼に大量の雨水がかかったこともあり、浮上に至りませんでした。 これ以上続けても無意味との判断で、撤収になりました。

雨がかなり激しく降る中での解体作業で、作業が滞る場面もありましたが、けが人はなく、撤収を 完了しました。

動画

動画です。 http://www.youtube.com/user/10Ftec#grid/user/C07C38CD489D588E